ちいきつながる食堂(長崎市役所)でのアバター体験会開催

長崎市市民活動団体つながる長崎(代表 西田広子)がこども達の長期休みに開催している『ちいきつながる食堂』がこの夏も開催された。
『ちいきつながる食堂』 は、子ども食堂を通じて地域の人々とつながり、触れ合う場として開催されており、運営主体の異なる福祉事業所の利用者が、こども食堂スタッフとしてそれぞれの役目を持ちながら運営されている。
会場は長崎市役所内で、3階食堂は子ども食堂、2階多目的スペースでは遊び・体験・交流を楽しめる場を提供している。
今回、子供たちの遊び・体験・交流の場のひとつとして、NPO法人バーチャルクロスリンク(VXLink)が協力し、メタバース空間を利用したアバター体験の場を提供した。


題して『パソコンの前に立つだけで、VTuber気分!

普段、ゴーグル(HMD)を頭から被りメタバースで活動しているVXLinkだが、今回は対象者が小学生以下を主とする為、パソコンのカメラの前に立つだけで、メタバース上のアバターに自分と同じ動作をさせる体験を提供することとした。

また、単に自分のアバターを動かせるだけではなく、メタバース内に待機しているVXLinkのスタッフと手を振りあったり会話ができることに大変感動していた。
小学生でも1年生から6年生では、体の大きさも知識も隔世の差がある。しかし、最初の躓きは、大人の背丈で調整していたカメラの位置であり、小さな小学生では反応しなかった。そのことに気づき、慌てて角度調整をやり直すことで事なきを得た。
子供の方はというと、年齢というより個々の性格の違いで、積極的に体験したがる子供もいれば、興味はある顔をしつつも大人の陰に隠れて出てこない子供も多い。
一度、カメラの前に立って、自分の動きに合わせてアバターが動くことを体験すると、急に笑顔になっていろんな動作を始める。
中には興味を持った保護者の方々も体験して感動されていた。

それぞれの子供たちの体験時間は短いものの、多くの子供たちに体験してもらい、共感してもらうことができたことは、VXLinkとして意義があったと感じている。
今日の体験をもとに、バーチャルやメタバースというものに関心を持って、将来メタバース界隈で活躍する子供たちが出てくることを期待したい。

VXLinkでは、今後も長崎でのメタバースを通した活動で、新しい発信をしていきたいと考えてる。
VXLinkは、今後も地域からメタバース活動を支援していきます。

今回、このような場を設けてくださった、つながる長崎の方々に感謝申し上げます。

記事:Masa(まさ)