2024年7月15日 / 最終更新日時 : 2024年7月14日 Masa(まさ) コラム・連載 Aleph #1(メタバース連載小説) いつもの帰り道。最寄り駅から十分、川とも呼び難い細い水路に沿った夜道を歩いて帰る。商店街のある方とは反対側の、マンションとスーパーとコンビニしかない住宅地。
2024年7月1日 / 最終更新日時 : 2024年6月30日 Masa(まさ) コラム・連載 井の頭公園のエルフの物語#2(メタバース連載小説) 私の友人が、興味深い話を持ってきた。普通の少女のように見えるが、この井の頭公園の池の竜神の娘であり、エルフである私にとっては大家と言える存在である。そんな彼女と私はよく酒を酌み交わす仲で、つい先日一杯引っかけようと井の頭公園の駅前で待ち合わせていた。
2024年7月1日 / 最終更新日時 : 2024年6月30日 Masa(まさ) コラム・連載 【VRCWalk #14】夏にひんやりホラーワールド【Quest対応】 第14回目となる本日のテーマはこちら。『夏にひんやりホラーワールド』
2024年6月15日 / 最終更新日時 : 2024年6月9日 Masa(まさ) コラム・連載 井の頭公園のエルフの物語#1(メタバース連載小説) この私に、生きる価値はあるのだろうか。何度も失敗しては何度もリセットして、たどり着いたのはVRの世界。
2024年6月15日 / 最終更新日時 : 2024年6月9日 Masa(まさ) コラム・連載 卵割 #5(メタバース連載小説) 武居健斗(たけい・けんと)とは都内の通信設備会社に勤める24歳であり、この春の辞令で静岡支社への異動が決まっている営業部員である。
2024年6月1日 / 最終更新日時 : 2024年6月15日 Masa(まさ) コラム・連載 卵割 #4(メタバース連載小説) 何かが起きている。昨夜、レミと自分をうまく切り離して、互いに振り回されることのない関係に落ち着く確信を得たはずだった。しかし、その直後に何かが起こった。
2024年6月1日 / 最終更新日時 : 2024年5月31日 Masa(まさ) コラム・連載 【VRCWalk #13】降り注ぐ雨ワールド【Quest対応あり】 第13回目となる本日のテーマはこちら。『降り注ぐ雨ワールド』
2024年5月15日 / 最終更新日時 : 2024年5月14日 Masa(まさ) コラム・連載 巡りゆく時の系譜(メタバース短編小説) ~Echoes of sounds and words~ 朝慌てて目が覚める。「いけない!寝過ごした!!」ふとスマートフォンの表示を見ると月曜の朝4時。1日間違えたのだ。 自分はふっと息を付く。そう、毎週火曜日の深夜に自分はVR仮想区間のラジオのパーソナリティをしている。
2024年5月15日 / 最終更新日時 : 2024年6月1日 Masa(まさ) コラム・連載 卵割 #3(メタバース連載小説) 葬式は呆気なく終わった。僧侶は真新しい墓に花と線香を供えて一礼しただけで、後を墓の主に任せて山門へと去った。読経も法話も戒名の授与もなかった。しかし今、高凪レミの墓は確かにその一角にある。
2024年5月1日 / 最終更新日時 : 2024年4月30日 Masa(まさ) コラム・連載 卵割 #2(メタバース連載小説) 春、顕好は半年ぶりに大学に行った。 キャンパスは何も変わっていなかった。至る所に消毒液のポンプが置かれ、学生が以前の半分以下しかいないだけで、そこで行われていることは感染爆発の前と同じだった。