2024年5月15日 / 最終更新日時 : 2024年5月14日 Masa(まさ) コラム・連載 巡りゆく時の系譜(メタバース短編小説) ~Echoes of sounds and words~ 朝慌てて目が覚める。「いけない!寝過ごした!!」ふとスマートフォンの表示を見ると月曜の朝4時。1日間違えたのだ。 自分はふっと息を付く。そう、毎週火曜日の深夜に自分はVR仮想区間のラジオのパーソナリティをしている。
2024年5月15日 / 最終更新日時 : 2024年6月1日 Masa(まさ) コラム・連載 卵割 #3(メタバース連載小説) 葬式は呆気なく終わった。僧侶は真新しい墓に花と線香を供えて一礼しただけで、後を墓の主に任せて山門へと去った。読経も法話も戒名の授与もなかった。しかし今、高凪レミの墓は確かにその一角にある。
2024年5月11日 / 最終更新日時 : 2024年5月14日 姓名 業界 世界初のVR小説大賞「第1回バーチャルシナリオ大賞」開催! こちらの記事はA-Literary Works.さんからのお知らせです。 A-Literary Works.、メタシアター、FM言ノ葉、めめんともり読書会による共催企画 「第1回 バーチャルシナリオ大賞」が始まります。詳 […]
2024年5月1日 / 最終更新日時 : 2024年4月30日 Masa(まさ) コラム・連載 卵割 #2(メタバース連載小説) 春、顕好は半年ぶりに大学に行った。 キャンパスは何も変わっていなかった。至る所に消毒液のポンプが置かれ、学生が以前の半分以下しかいないだけで、そこで行われていることは感染爆発の前と同じだった。
2024年4月15日 / 最終更新日時 : 2024年5月1日 Masa(まさ) コラム・連載 卵割 #1(メタバース連載小説) VRには魔が潜む。その魔のひとつに喰われつつあった高凪レミは、魔を語る者――“魔術師”の言葉を、この日初めて聞いたのだった。
2024年2月1日 / 最終更新日時 : 2024年1月31日 Masa(まさ) コラム・連載 青色の向こう #17(メタバース連載小説)【完】 エーラに振られてから一ヶ月。 僕は相変わらず夜9時にTMRWにログインし、夜1時にログアウトしていた。
2024年1月15日 / 最終更新日時 : 2024年2月1日 Masa(まさ) コラム・連載 青色の向こう #16(メタバース連載小説) ある日エーラから聞かれた。 「勉強ははかどってる?」 「うん、順調だよ。前期の分の復習はほぼ終わったかなー」
2024年1月1日 / 最終更新日時 : 2024年1月15日 Masa(まさ) コラム・連載 青色の向こう #15(メタバース連載小説) 「これからは夜9時にログインしようと思うんだ。そして夜1時にはログアウトしようと思う」 「バイトの日はどうするの?」
2023年12月15日 / 最終更新日時 : 2024年1月1日 Masa(まさ) コラム・連載 青色の向こう #14(メタバース連載小説) あっという間に二ヶ月が過ぎた。 この頃には大学の前期も終わり、試験が始まっていた。
2023年12月1日 / 最終更新日時 : 2023年12月15日 Masa(まさ) コラム・連載 青色の向こう #13(メタバース連載小説) 僕はログインの時間さえ守ればいいと思ってた。 そうすると、いつもそこにエーラがいた。